日次まとめ 2017年06月06日

一般

  • マイナンバーなど個人情報の漏えい・紛失 昨年度165件 | NHKニュース
    マイナンバー含む個人情報関連の統括は「個人情報保護委員会」なので「年次報告」もそのWebサイトにあがっています。
    記事に書かれている内容は「平成28年度個人情報保護委員会年次報告 (PDF:1551KB)」の「第2章 委員会の所掌事務の処理状況」の「Ⅱ マイナンバー法に関する事務」の「第1節 監視・監督、苦情の申出に係るあっせん等」の「3 監視・監督に係る処理状況」のところですね。


    ほか、関係性は薄いですがマイナンバーといえはこんな記事「NISA非課税投資、失効の懸念 マイナンバー提出に遅れ – SankeiBiz(サンケイビズ)」も見かけました。
    まだ施行されてからの実運用の日が浅いということもありますが、思うように行っていない感が強いです。

  • 食中毒:わき水持ち帰り 小学生ら43人が発熱など発生 – 毎日新聞
    日本各所に飲める湧き水はありますからね。夏場は特に利用が多いのでしょうか? どちらにせよ留意したほうがいいです。
  • 熱中症で搬送 先週は1000人余 去年同期比2倍近く | NHKニュース
    隙間を突いたような話題ではないのですが、近年、毎年感じてはいますが、暑い期間が早く、長くなっていますね。
    関連でいえば、例えば、労働安全衛生法に基づく規則に室温についても記載されていたりしますし(蛇足ですがトイレの数などの言及もありますよ)、労働契約法においての安全配慮義務もそうでしょうか。
    特に会社においてはそういったことからエコよりも優先すべき、労働者の健康・生命に害が出ないようにするのが前提にあるということはブレてはいけないところです。
    個人においては自己の判断で無理せずに。
  • 国交省に不正アクセス 不動産登記情報など約20万件流出か – ITmedia NEWS
    これの問題は脆弱性が公開されてからだいたい3ヶ月経ったかどうかのものってことですね。
    現在のほとんどのシステムはサード(自分たちが開発していない、第三者が開発・配布)のソフトウェアを使うのは当たり前ではありますが、使った後に公開された脆弱性情報を確認しないことが多いんですよね。
    それでもStrutsのようなメジャーなところの問題で、実際攻撃を受けたサイトが多かったのに、なぜまだ発生しているんだっていう。
    システムはいろんなものを組み合わせているので安易なバージョンアップができないことは承知していますが、脆弱性についてせめて確認は動くべきですね。そうじゃないと対応可否も含めて優先度すらつけることができません。
    その対応期間として3ヶ月が短いか、長いかというと、世間の目はおそらく長く見えてしまうでしょう。
    追記:「Struts 2を使用していた国交省サイトから情報流出、対策は2017年度予算待ち | スラド セキュリティ
    脆弱性を認識していたが、予算待ちで、ってのは世知辛いですね


    関連で気にしなければいけないのは、2017年5月26日に成立した「改正民法」(施行日はまだ)。
    IT系業界に特化した話ではありますがこのあたりの記事「ニュース – 改正民法が成立、「瑕疵担保責任」などシステム開発契約に影響大:ITpro」。
    瑕疵(かし)責任については、いままでは「納品から1年」って括りがあったのですが、これが「発覚から」に変わります。
    つまるところ、もちろん双方の契約にもよると思いますが、その納品しているシステムが利用されている限りは保守以外の責任もずっとつきまとってくるわけです。
    今回みたいにサードの部分で発生したものは責任の所在をあらかじめ明記することは多いですが、それでも頭を抱えたくなる方々は多くなるかもしれません。

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