日次まとめ 2020年12月09日

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  • グーグル、視線で言葉を選んで会話できる「Look to Speak」アプリをリリース – CNET Japan
    関連:Googleが「視線を使って会話する」ことを可能にするAndroidアプリを開発 – GIGAZINE


    前に手が不自由になったプログラマがが音声コマンドの環境を構築して、
    音声だけでプログラミングしたって話題はみたけど、
    じゃあ声も無理だったら、と思った時に、次は視線(アイトラッキング)、視線も無理だったら、
    最後は脳波とかになってくるのかなぁと考えていたので、
    こういうものは発展していってほしい類です。

    実際のところ、不自由でなくても入力方法が不慣れな方に有効であったり、
    部分的、状況的に使うと効率化する場合もありますからね。


    ちょっと脱線して、音声やプログラミングなどに軽く触れます。

    人間が話す言葉と同様に、プログラミングも「言語」で、
    かつ、プログラミング言語の場合、使う「単語」は(人間が使うもの)より少ないし、
    構文も大したことが無いので(難しかったり面倒なのは設計やアルゴリズム
    設計済みのものをプログラミングするのは、決められた手順で文章を書く・話すのと同じような工程)、
    事前に使う単語やコマンド(命令)を定義すれば、
    音声だけでも十分こなせる。これは人間の会話にも限定的ではあるが流用ができる類。

    ただ「コマンド(命令)」が少し厄介で、例えば文章を改行させたい場合、
    音声入力で「かいぎょう」と話したら、そのまま文字としての「かいぎょう」になってしまう。
    文字ではなく、文章の改行を実現したい場合は、じゃあどうするか、というと、
    何か特殊な言葉や動作を定義して、その定義したものを命令することで、
    実現することになる(後述のリンクにこの辺は記載されている)。

    ああ、まぁ例えとしてちょっと不適切な部分があるか。
    「会話」に改行なんて発生しないからな。
    文字の変換候補を探す、とかに置き換えてもいい。
    とにかく通常の入力ではない、何か特殊な動作の命令が必要になる、ということです。

    この問題は視線などで入力する場合でも同様なので、そこをどう実現するかは使い勝手に大きく影響する。
    ただ「見えない」入力である音声の場合と違って、視線の場合は、例えばジェスチャー(特定の動かし方をする)にしたり、
    画面上の特定位置に「改行」用のボタンを用意したり、
    そういった、はっきりとした対応はしやすいのかなぁとは想像している。

    こういったことを考えると、直接操作が可能な「手・指を使えること」というのは、
    ものすごく優位にあり、恵まれたものなんだなと実感できます。
    だからこそ、それができない方に向けた技術の発展は、より必要性が高くなる。

    関連(2013年8月):音声認識ソフトを使ってキーボードより速くプログラムをコーディングする実例 – GIGAZINE
    関連(2018年7月):キーボードの代わりに「声」でプログラムを組む「ボイスコーディング」がもたらすものとは? – GIGAZINE
    関連(2019年8月):突然原因不明の病気で手が不自由になったプログラマーが働くための方法とは? – GIGAZINE


    懸念するのは悪用されることですかね。
    結局、プログラム・システム化されたもので表現されることになるので、
    そのプログラムに細工をすれば、本人が意図しない結果を生み出すことが可能なわけで。
    本人が言っていないことを言ったことにしてしまったり。

    でも悪用とは違って、無言で会話が成立できる、というメリットはあるから、
    音声で会話できない場面など、
    例えばいわゆる「目配せ」とかで、本当の会話ができることから
    (眼鏡型のデバイスとか、何らかのガジェットは必要だし、
    当然、無線で通信ができる必要性もある)、
    利便性があがる場面はありそうだ。


    もちろん、日常的に使うにあたり、ソフトウェア面(プログラム等)だけでなく、
    ハードウェア的(物理的)に視線を追跡するためのカメラの開発をどうするとか、
    どういう形で実現するとか、何で処理をするとかの課題はありますけども。
    (今回のGoogleの場合はスマホを用いた)

    それらをクリアさえできれば、思ったより、この手の技術は色々と使い道はありそうですね。

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