法的な側面で言うのならば、サービスの質が異なるのに同じ料金でってのを同意を得ずに勝手にってのは、単純に商取引上はよろしくはないですね。
店内にそういったことをする可能性に言及した張り紙等でもあれば別だけれど、「お通し」のように日本の社会通念として拒否しなければ暗黙の了解がある類ではないですから、主観抜きにすると店側に問題のある行為かなとは感じます。
関連:
法律コラム│飲食店で勝手に出てくる「お通し │ LEGALUS(リーガラス)
ただまぁ客側もそれで納得(同意)できなければ、普通に売買契約の一種ですから、減らさず普通の量にしてください、と言えば本来は済みますね。
いや、外聞もあり、そうすることを恥ずかしく感じるなどの事情もあるだろうから、したくてもできない可能性があることはもちろんわかってます。
店側も相手のことを考えてのことだったのかもしれませんけども、にしても一方的なものには違いないですからねぇ・・・。
場合により、良くも悪くも人の弱みに付け込む行為になってしまっている可能性もでてくる(相手が拒否できない状況を利用して、質をあえて落とされた、という構図で受け取られる可能性もなくない)。
相手のことを(一方的に)考えて、(相手が望む)正解を選択するってのは難しいものです。
気心のしれない相手とは、下手を打つかもしれない
忖度には気を付けるべきだとは思う。
無難に意思疎通(コミュニケーション)しろって話ですね。
関連:
コミュニケーション – Wikipedia
それが無いと、相手の真意がわからないまま着地点の無い思い込みでの議論と、それ相応の結果になりえてしまう。
相手の意思を介さずとも、運が良かったり、情報が十分にあれば正解を引き当てることもあるのはあるけども、そんなのは可能性の一つであって絶対ではないから、常にそうあるべき(そういう手段をとるべき)とは推奨できない。