日次まとめ 2024年11月17日

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  • 生成AI、実在しないグルメや観光地を紹介 福岡市の官民連携サイト | 毎日新聞

    記事には注意事項として「本記事はインターネット上の情報をもとにAI生成しており、情報の正確性を保証するものではありません。情報が誤っている・変更されている場合もありますのでご注意ください」と付記
    (略)
    ウェブ関連会社の社長は(略)「(システムを)紹介した人から『生成AIを活用して文章をスムーズに作れる』と聞いたので問題ないと認識していた。落ち度だった。大変ご迷惑をおかけした」と述べた。

    なんか全体的に、ボタンのかけ違いな印象がありますね。

    例えば、「文章をスムーズに作れる」ことと、「文章の内容が正しいかどうか」は関係ないと思うんだけど、なんでそんな話だけでコンテンツ(内容)が問題ないと認識できたんだろう、と。

    あとは、「ネット情報をもとにAI生成しており・・・」っていう部分は、
    まるで「正確性がなくても自分たちのせいじゃない、AIのせいだ、ネット上の情報のせいだ」みたいに言っているようで、
    「福岡県の魅力を発信する目的」なんだから、その趣旨を認識していれば、正確性こそ大事で、
    故に、そんな注記をしても免罪符にはならないと思うんだけど、なんでこんなことを書いた上で推し進めたんだろう、と。

    そういうチグハグさを感じました。


    自治体の方もどういうプロセスや基準で認証しているのか、ってのもあるけれど、名前を貸しているだけっぽい感じだから、ゆるいものなのかもしれませんね。

    まぁだとしても、後援は後援で、細かい違いや背景について、ユーザーは知ったこっちゃないってのもありますからねぇ・・・。

    そういう意味だと自治体も、どこかしっかりしなきゃいけない部分はあったのだろう。

    ウェブ関連会社は、事実と異なる記事だったとして全記事を削除して謝罪。サイトを後援していた福岡市は事態を重く見て後援を取り消し
    (略)
    両市ともキャンペーンへの支出や補助はない、いわゆる「名義後援」という。


    この件は関係ない第三者も含めて教訓とできるようなことが色々とありそうだ。

  • 詐欺電話に延々と応対し時間を浪費させるAIおばあちゃん、O2が開発 – ITmedia NEWS
  • メルカリ、サポート対応を巡り謝罪 問い合わせ多数で「心配かけて申し訳ない」 体制の見直し・強化へ – ITmedia NEWS
    (謝罪が早い、というか、あまり企業は日曜にこういった内容を出したりしないから、それだけメルカリも重要視なり騒動への危機感なり、何かをもっているという証なんだろうか。

    まぁたまに、別な大きな話題(今日の場合は兵庫の知事選挙とか?)の陰にあえて隠れようとして、その日にネガティブな情報をあえてぶつけるような公表の仕方をする事業者もいるのはいるが、根拠もなく疑ってたら可能性はキリがない。)
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