今回は記事数そのものは少な目ではありますが、おもしろいものが多かったので自分のコメント率・量が多くなってます。
そういった記事は単体として投稿することも考えてはいたのですが、
(編集の)時間的な問題もあったりしますので、開閉できる仕組みを用意するかもしれません。
とはいえ、そのコメントが当Blogのコンテンツになるので
(コメントがなければただのリンク集になってしまう)、
実現性については検討した上でどうするか、になります。
一般
- 日本郵政、高齢者みまもり事業を大幅に縮小…タブレット配布・子会社化も断念 (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
お金があり余っているならともかく、原則として慈善事業では経営はできませんからね。合理的で致し方ないでしょう。
- 高齢者にはタブレット端末約500万台を配布して利用してもらう計画だったが、導入コストや利用方法を教えるための人手がかかるため見送った。
- 当初の計画通りでは黒字化の見通しが立たず、西室前社長の負の遺産を清算し、堅実な経営にかじを切ることにした。
- わいせつ教員:再犯相次ぐ 他県の処分把握困難で対策苦慮 – 毎日新聞
なるほど、下記のようなシステムになってるのか。
結局本人が悪いということ自体に問題があるのだから、把握面で難しいなら罰則強化もやむなしで、本人の更生を促せるのが本当はいいんでしょうね。
ただ仮に更生できても、ずっと記録に残り続けてその後の活動に支障が出続けるというのも、まぁ人権側からすれば問題にはなるでしょう。
あとは周りが気にしなければいけない状況というのも心労にもなるし、システムとしては噛みあってないのかもしれません(必ず何かは犠牲になる)。- 公立学校教員は懲戒免職処分を受けると官報で氏名が公告され、各都道府県教委が管理する教員データベース「教員免許管理システム」にも反映される。
- 一方、停職以下の懲戒処分情報は都道府県間で原則、共有されない。採用担当者は自ら情報収集しなければならないものの、個人情報は各都道府県の保護条例で取り扱いに差がありハードルは高い。
- 折り鶴、静かな抗議 国連本部で核保有国と日本の席に:朝日新聞デジタル
これ自体は否定はしません。
ただ少し脱線しますが、折り鶴文化そのものは悪い部分もあるということは認識すべきです。
下記リンク先の問題(古い報道記事は削除される)で近年の物だけピックアップしていますが、当然ながらそれ以前から問題視されていたものです。
今はコストをかけて再生紙としての利用が進んでいますが、作り出した以上、いつかは朽ちるわけで、その将来(処分等)についてどうなるか、どうすべきかにも目を向けるべきです。
そういった考え方は核の保有についても流用できます。 - 停留所でバスを待っていたのにそのまま通過された…損害賠償請求は可能か? – 弁護士ドットコム
最初から脱線しますが、認識しなければ存在しないという、哲学的なところが思い浮かんで思わず苦笑しました。
対象にされた方からすれば、たまったものじゃないでしょうが、人が判断する以上なかなか難しいですね。
それこそ停留所などにカメラ、センサーなどを設置して機械的に感知させる方法などは考慮できますが、コストに合わないでしょうし。
もう少しコストを抑えた現実的な方法は停留所で待っている人をトリガーとした手法でしょうか。
以前ピックアップしたタクシーの「フルクル」と似たような考え方です。
限定的ではあるものの、スマホ向け等にアプリを開発し、停留所に居ますよ、という情報を待っている人が登録する(この情報は一定時間経過で消去が妥当でしょうか)。
そしてバス側にはGPSと、地図情報を用いて、人がいると登録された停留所に近づいたら運転手に何らかの形で通知できる仕組みを作る(運転を阻害しない方法がベスト)。
停留所数分のハード設置方法だと莫大なコストになるのでそれと比較すればかなり抑えることはできますでしょうけど、実際のところバスの赤字運営はよく聞きますし、どうなんでしょうね。
関連:反実在論 – Wikipedia
関連:認識論 – Wikipedia - CNN.co.jp : エベレストの正確な高さ、ネパール政府が計測へ本腰 – (1/2)
この記事で思い出しましたが、富士山の高さなどについても国内で言及されることはありますね。
定規のような絶対的な基準で測ることは難しいですから、相対的に何かを基準としてそこから測るしかないわけですね。
そうなってくる、とそもそも大陸すら動いているのだし、火山活動、海面変動しかり、全く高さが変わらない方が普通ではなくなってくるのです。
しかし、技術によりその精度も上がっていっています(光格子時計の利用など)。今後どうなるか、この分野も調べるとなかなかおもしろいです。- 関連:富士山はどこから測って3776メートル
- 関連:高さの基準|国土地理院
- 関連(小学5・6年生向け):標高と海抜と水準点|国土地理院
- 関連(2013年7月):GPS/地図の高度データが信用ならない理由 | Steel City Runner
- 関連(2014年7月):高さが正確にわかる「位置情報技術」が登場する!? | STANDBY
- 関連(2016年8月):共同発表:超高精度の「光格子時計」で標高差の測定に成功~火山活動の監視など、時計の常識を超える新たな応用に期待~
- さくらんぼ70キロが食い荒らされる 熊の被害か 山形 | NHKニュース
農業の獣害はずっと問題視されていますが、環境の変化で過去よりも人里に降りる割合の増加が指摘される場面もありますね。
もちろん生態の保護も考えなければならないところですが、共存性はなかなか難しいです。
関連(2015年11月):農業の「獣害」対策を着実に :日本経済新聞
そういえばカラスへの対策として張り紙で効果があるというものが先月あたりに話題になりました。
説明を読み、なるほどと感心したものです。
カラス自体に効果があるわけではなく、張り紙のためにむしろ人間がそれに目を向けることで、カラスが警戒して寄り付かなくなる、というものです。
もちろん人が少ないところでは効果は薄いと思いますが、この心理戦ともいうべきものは、だいぶおもしろいと思いました。
関連(2017年5月):「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設:朝日新聞デジタル
ゲーム
- ニンテンドースイッチの「更新データ」が一部の開発者を苦しめる。ファイルサイズが生み出す葛藤 | AUTOMATON
技術寄り。Switchは確かに本体の容量サイズの小ささは不満でしかないでしょうね。
本体に付属するJoy-Conグリップが充電タイプではない点といい、税抜き価格で3万円以内に抑えることを重要視しすぎている気はします。
任天堂のユーザーはライト層も多いですから、値段に敏感なのはわかりますし、それで普及面も変わってくるのは理解できます。
でもユーザーの利便性をだいぶ下げているので、価格をあげてその辺の改善を入れたパッケージも用意したほうがいいんじゃないのかなと強く思う。- 任天堂がパッチのファイルサイズに制限を設けているのは、本体ストレージの容量が関係していると考えられる。ニンテンドースイッチの本体容量は32GB。
- こうしたストレージ問題を考慮してか、ニンテンドースイッチはmicroSDカードに対応している。しかしパッチにあたる更新データは、本体ストレージとmicroSD間の移動には現時点で対応していない
- microSDを挿入していれば、パッケージ版・DL版問わず更新データは優先的にmicroSDに保存されるが、こうした仕様は広くは認識されておらず
と、いってもmicroSDカードの単価も加味すると(amazonで適当に検索した商品だと、1GBあたりだいたい50円弱)、やはり本体の容量上げた方が安くつく気はしてます。
HDDだと3TB≒3000GB(1GBあたり5円を切る)で1万円切りますし(何なら特価だと4TBで1万切ることも)。
ただカード型への保存はそれはそれで本体と分離されることで得られるメリットはありますけどね。なにぶんコスパが合わなすぎるのが問題なわけです。 - 「新しいゲーム機の名前がややこしい…」英語圏の人々が恐れる理由:らばQ
日本圏内でも名称は本当にそう思います。
小数点以下の数値もありきでいいから、世代をわかりやすくしてほしいものです。
個人的には3DSや(3世代目)iPadしかり「new」をつけるのは本当に理解に苦しみました。
いったい、いつの時点の「new」なんだよ、と、一定層の混乱しか想像できません。
ガジェット
- 電動スクーターに見えない電動スクーター「PHAT SCOOTERS」…バッテリーとモーターを隠してみました [インターネットコム]
多少の物の持ち運びには不便でしょうけど、移動手段としてスタイリッシュでいいですね
- 最高速度は時速約32キロ。フル充電すると48~80キロ走行できる。フル充電までに必要な時間は4~6時間。
- 価格は1,999ドル。日本への送料が別途46.44ドル必要となる。
- 日本で「PHAT SCOOTERS」に乗って公道を走る場合、自分で各種保安部品を取り付けてナンバーを取得し、原動機付き自転車として走行することになる。だが、ナンバーを取得できるとは限らない点には留意されたい。
そういえばふと思い出したのですが、「超小型モビリティ」と言われていた車ってどうなってるんでしょう。
地方の車社会において、ちょっとした買い物を含めた利用では最適なんじゃないのかなと思っていたのですが・・・。
下記を見る限り、数年経っても法整備が進んでいない状況なんですね。 - ニコニコ動画で話題になった「液体金属が滴る置物」が商品化! クラウドファンディングで出資募集スタート – ねとらぼ
おもしろいですね。繰り返しの実験、努力の産物というのは、良い科学だなと思います。
- 【ニコニコ技術部発】液体金属が滴る神秘的な置物をお届けします(Sgr A* (HN)) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
- 不思議な性質に魅せられた私は「油時計のように、金属が流れる置物ができたら面白いのではないか」と思い
- この作品で使用している液体金属は容器に張り付きやすく、また表面に灰色の被膜が生じてしまうという特性があります。開発当初はこれらの特性を抑えることが難しく
- 着想から4年、偶然出会った論文をヒントにブレイクスルー。解決の緒を見つけました。
- しかし、1作目には致命的な問題がありました。それは耐久性です。製作後1ヶ月で金属が劣化し、表面に被膜が張ってしまいました。
- さらに4ヶ月の改良期間を経て、実用レベルまで仕上げたのが今回の作品です。
- 留意事項
・半年ほどのうちに、徐々に被膜が増えていってしまう可能性があります。(金属が流れる機能は維持されます。)
・紹介動画にある”完全に流れきる”機能は保証することができません。 - ・耐用年数:半年以上
・耐用温度:0-40℃、10℃以下では金属が固まることがある
- 「1/8タチコマ」が“四足で歩くため”に発売延期。8月以降に順次出荷 – AV Watch
たぶん一般的にどういうこと? と、気になるのは「並列化する」のところでしょう。
公式サイトによるとタチコマに学習させた内容をクラウドに送ることで、「他のタチコマ」と情報が共有されることにあるようです。- アニメ「攻殻機動隊」シリーズに登場する小型多脚戦車「タチコマ」を再現したスマートトイ
- 自然言語でタチコマと会話できる音声認識機能を備える。
- 「うごく、走る、話す、並列化する」の4機能を搭載。
- 価格は157,400円。
- 公式:うごく、しゃべる、並列化する。 1/8タチコマ|Cerevo
少し性質は違いますがソフトバンクのpepper(ペッパー)くん然り、他者のデータを蓄積して品質、精度をあげていくのは今の時代だからこそできる、おもしろく、合理的な仕組みですね。
関連:クラウドAIや各種センサー、オムニホイールなど、Pepperの仕様を詳しく解説! – 日経トレンディネット - 「体内Suica」で乗り放題! スウェーデンの鉄道が新システムを導入 | BUSINESS INSIDER JAPAN
チップをインプラントする系の話題はここ数年で一気に増えた印象です。
おもしろいのはおもしろいのですが、倫理面で気になることもあり、多角的に考える必要があります。
医学的な部分での活用などと切り離して考慮すべきでしょうかね。- 関連(2014年3月):脳インプラントの未来―暗闇でも見える網膜チップ – WSJ
- 関連(2014年5月):脳に極小チップを埋め込む「PTSDのインプラント治療法」をDARPAが開始 – GIGAZINE
- 関連(2015年6月):マイクロチップを身体に埋め込んで自分を“アップグレード”する若者たち | クーリエ・ジャポン
- 関連(2015年10月):禁断の脳内操作…米国防省が兵士に極小チップを移植するワケ – IT、IT製品の情報なら【キーマンズネット】
- 関連(2016年1月):米大手放送局「2017年までに全アメリカ人にマイクロチップが埋め込まれる」 “遠隔殺人機能”も!?
- 関連(2016年4月):脳にチップを埋め込んで四肢麻痺の人が腕を動かすことに成功した「神経バイパス」とは? – GIGAZINE
- 関連(2016年10月):チップを埋め込んだ脳とコンピューターの接続に成功し四肢麻痺の人が「感覚」を取り戻す奇跡 – GIGAZINE
- 関連(2017年4月):従業員の体内にNFC通信を行うマイクロチップを埋め込む企業 – GIGAZINE
- 関連:環境省_マイクロチップをいれていますか? [動物の愛護と適切な管理]
技術
- ヒトの細胞がプログラミング可能に:米研究チームが109通りの「論理回路」の作製に成功|WIRED.jp
前に見たことがあるような、と思ったら下記と同じかな、MITとボストン大学などの共同研究とある。
ただ、今回のは2017年3月の論文掲載が基になった記事みたいなので、情報としては新しいです。
2016年4月:DNA用の「プログラミング言語」をMITが開発。望みの機能をコーディング~コンパイルし、細胞へインストール – Engadget 日本版 - ニュース – [特報]NTTがセキュリティ人材を3万人育成、2020年までの目標値の3倍達成:ITpro
AI人材とセキュリティ人材の大量確保はあちこちで見かけます。本当に時代ですね。
NTTの場合は人材確保というより「育成」となっていますが、なかなか本腰を入れてますね。