日次まとめ 2022年12月17日

一般

ガジェット・サービス・ツール等

  • 「Insternet Explorer 11」は2023年2月配信の「Microsoft Edge」のアップデートで無効化へ − 月例パッチから変更 | 気になる、記になる…
    もともと10月の時点で2月に無効化されることは発表されていたけど、
    WindowsアップデートではなくEdgeのアップデートでの対応ってことは、
    Edgeを導入していない、もしくはEdgeのアップデートが抑制されていれば、
    IEの無効化を延命できなくはないってことか。

    もちろん既にIEのサポートが終了されている以上、推奨はされておらず、
    あくまでこの方針変更は延命を目的にしたものではなく、
    移行期間のバッファを作ることが目的のようですが。

    「Microsoft Edge」のアップデートを使用するように変更したのは、より良いユーザー体験を提供し、組織が最後に残った「Internet Explorer 11」のユーザーを「Microsoft Edge」に移行することを支援することを目的としている

技術・事業・セキュリティ等

  • 「受験生しか見えない」広告なぜ出した? 担当者が伝えたかったメッセージとは:体験型の広告(1/2 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
  • 精神障害者の手帳と書類、12人分紛失 写真と個人情報記載 東京 | 毎日新聞
  • まるでブラックホール! ウニ棘構造で世界一の漆黒塗装を実現! 日本の技術力に驚愕!(ベストカーWeb) – Yahoo!ニュース
  • NTTドコモ、ボクシング井上尚弥戦「無料開放」の誤算: 日本経済新聞
    関連(12/13):井上尚弥 世紀の一戦 「dTV」が急きょ無料開放…登録希望者急増で「不具合を回避する目的で一時的に視聴を優先」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース


    システム的に認証(ログイン)とサービスを提供する部分って分かれていますからね。

    いくらサービスの方が安定していても、認証できなきゃ使えませんから、
    認証部分に障害が出ると、認証済みの人なら影響は出ないけど、そうじゃない人は一斉に巻き込まれることになる。


    一般的にイメージしやすいのは、例えば遊園地とかで入場ゲートにものすごく人が集中して、
    そのゲートの処理がさばきづらくなり、しまいには担当者が疲れたりでダウンしていなくなって、
    誰も入場できなくなる、みたいな感じです。

    でも障害が発生しているのはあくまで入口だけなので、
    既に入場済みの人は、遊園地の中では何も問題が出ていないからアトラクションを普通に楽しめる。

    会員登録を必須とするようなWebシステム(サービス)なんかも、仕組み的にはそんな感じと思ってもらっても差し支えない。

    (実際に人が処理をしているわけではないけど、機械だって性能的に処理できる量に限界はある。

    あとはプログラム・システムの作りによっては同時・並行しての処理が不適切だったり、不得意だったりする場合もありますけどね。
    これについては一般的に言えば、例えば不慣れな新人が担当者になっていたり、
    人がたくさんくるのに、入場ゲートが1つか2つしかなかったり、みたいな感じです。

    まぁ後者の方は見積りが難しい部分もありますけどね。平時なら数少ないゲートでさばけても、
    何か特別なイベントがあったりするときなんかは人がいつもより多く来ることは想定しないといけませんから、
    臨時でゲートを増やすとか考えて事前に対応しなきゃいけない。
    それでも見積りが甘かったり、完全に想定外のことが起こると、対応しきれなかったりする)


    ので、あまりにも人が増えてしまったら障害を回避するために認証を行わない、
    ・・・一時的に入場をフリーパス(無料開放)にして、チェックせず中に入ってもらって、
    サービス提供(映像試聴)を優先させるってのは、まぁ選択肢としてはありっちゃありです。

    でも、前もってお金を払っていた人からすれば、不満は出るでしょう。

    といっても記事を見るに、初回入会者は1カ月無料とかあるから今回のサービス(ボクシングの映像提供)を目的にしていた人で直前に会員登録していた人では、(金銭的被害がありえないハズなので)不満を持つケースはまずないだろう。

    あるとしたら今回のケースとは関係なく、1カ月以上前に入会してお金を払って通常利用していた人が返金しろよ、なんていうケースだろうか。

    いや、無料開放という手段によって、サービス提供への影響が出ていなかったのなら、結果的にお金を支払っていた人は損害を受けていないので、「いったい何に対しての返金」なんだ、とはなります。
    損害を受けたのは、本来 有料で提供すべきものを無料で提供したドコモ側ですから、今回はユーザー側ではない。

    つまりところお金を支払っていた人からすれば、一時的でも無料で利用できた人へのやっかみで返金を求める場合はあるかなぁとは思う。
    自分たちはお金を払っているのに、なんであいつらは無料なんだよ! みたいに。

    こんなケース、日常茶飯事ですけどね。無料とまでは言わないけど、想像しやすいのは例えば何らかのセールで一時的に商品が安くなることはあるでしょう。
    でも安くなる前に買った人が、安くなったことに腹を立てて、その差額を返せ、なんて普通はないですよね。それと同じです。
    商品(サービス)をある時点の金額で買った場合、その時点のその金額に同意したのはユーザーなんだから、後で値段が変わったことに対しての介入は普通はできない(不運や方法、タイミングなどによっては不満は出るだろうが)。

    話を戻すと、そもそもが有料で提供されているサービスなんですから、「そうならないようにしなければいけなかった」ってのが前提なので、
    そこの対応に不満や不備が出れば、ユーザー離れを引き起こす要因にもなりかねません。

    故に、無料開放という手段は諸刃の剣であり、たぶん、それはドコモも分かっていたんじゃないのかなぁとは思う(ある種、常識の範疇ですし)。
    多少の痛みはともなうかもしれないが、それ以上にサービスに大きな障害が出るのを防ぐことの方が優先度が高かったと。

    といっても、背景をドコモが詳細に語っているわけでもないから、予想にすぎない。
    こういうのは第三者からすれば別に事実はさほど重要じゃないですからね。
    自分が経験していない他者のトラブルを教訓に、自分が考えて、それを糧にできうる機会を得ただけでプラスにはなっている(トラブルは自分が経験はしたくないですし。痛みを伴わずに学べるって、第三者からすれば最高でしょう)。

その他

  • なんかWindows(11)向けのMicrosoft公式のアラーム&クロックアプリで立ち上げるたびに
    サインインをうながす画面が出るようになって、とてもウザい。
    自環境では今日付けで更新が入ってたから(Ver. 11.2210.7.0)、間違いなくそこから発生しているんだろうな。
    どうにも10年、20年レベルでWindows向けのタイマーツールに関しては、自分にとって最適なものに遭遇できていないなぁ。
    こういった用途のアプリはスマホ向けの方が優秀だ。
    何度もいっそ自作するか、と思ってはいるけど時間の優先度的にどうにも手が出せない。