一般
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- 愚痴を毎日こぼしたら後輩が退職、会社から「愚痴禁止誓約書」と「カメラ監視」の命令が出た! – 弁護士ドットコム
要は大枠となる方針・戦略とも言える部分は下記。
会社には従業員が快適に働けるように職場環境を保つ配慮義務があります。従業員に対して、ほかの従業員の業務の妨げになる態様の愚痴、不快感やストレスを感じさせる愚痴を禁止することは許されると思います。
しかし、具体的な方法・戦術とも言える部分について言及すると下記になるから、やり方は考えないといけないと。
(「目的のためには手段は問わない」なんて言われる場面もあるけど、人の権利を考えた場合はそうはできない)
無制限に認められるわけではなく、社会的に相当な態様でなければならない
誓約書や監視といったやり方は、ちょうど一昨日(2/24付け)、つらつらと書いたブラックボックス的な指導に近いかな。
例えば上記で引用した「会社には従業員が快適に働けるように職場環境を保つ配慮義務があります」って部分、
会社としてはこれが法的に目的としてある、分かっているからこそ対応をしっかりしなきゃいけない。
会社側は自分たちに対して課せられたものだから知っているけど、その対象として向けられた社員側は学ぶ・知る機会が無いから、
会社側に与えられている法的な責務や対応内容、細かい諸々なんて分からないことの方が多いですよね。
自分も新卒で入った時の会社で、最初は色々と疑問と思った内容はありましたよ。例えば出張旅費やら報告やらなんでこんなに細かくあれこれしないと行けないんだろう、とか。
でも、経験・学んだりした後はその必要性を知って、やらなきゃいけないな、とか、あるいは逆にこうしたやり方なんてどうでしょう、と提案すらできるレベルになることもあった。
結局それらって「なぜ?」って理屈(の理解)が解決していないからこそ起こっている無理解からくるものが多いんです。
なので、今回みたいな事案でも問題だからといって、その問題自体をただ「止めろ」と求めたり、問題をしないか「監視」するってだけじゃ本人の理解にはつながらないですよね。
ちゃんと「会社には従業員が快適に働けるように職場環境を保つ配慮義務があり・・・」っていう部分こそ、まず説明し、どうしなければいけないのかの目的を指導するのが先にくるべきで。
こういうのって例え一般常識だから知っていて当然、みたいなやり方もよくはないからな。
そういう前提を作るから「いつしか常識を常識だと誰も教えなくなって、先々では、なんでそれが常識なのか知らなくなる」みたいなことが起こってしまうんだ。
「手段・方法」だけ聞いたって、それが適切かどうかは「目的」を知らなきゃ判断しようがないだろう。
昨今、話題になりがちな学校のブラック校則なんてのも質としてはそういう類と同じでしょう。
ルールそのものが重要なんじゃなくて、そういったルールがなぜ出来たのか、なぜ必要なのか、本質を理解してこそ、どうしなきゃいけないのかが考えられるようになる。
そうすればルールに従った行動を自らできるようになるし、理屈となるべき根本が変わったとき・変わるべきときに、ルール自体の変更も柔軟にできる。
習わし、しきたり、慣習、風習あるいはマナーのような類も全部そう。
『「今までそうだった」「そういう決まりになっているから」』なんて言い分は、何の理屈にもならない。
人生、日々勉強しなければいけないってのは、こういった理屈を「知る・学ぶ・考える」ことも含んだ話だと自分は思っています。
あとは関連で言えば、手段はいくつもあるのに、なぜか一つの方法だけに固執して、それ以外を認めようとしないケースもあったりしますね。
そういう方って意外と目的はちゃんと理解している場合が多いからこそ、そういうのは一番厄介だなぁとは思う。
何らかの感情だったり、説明してくれればいいのに何も言わずに何らかの経験からくるものだったり、
あるいは慣れていた日常を壊したくない・変化を嫌がる類の何かだったり、
理由は様々だろうけど、目的は変わらないのに運用を変えようとした場合もまた障害は多いものです。
まぁ話が連鎖してキリがないのでこの辺にしておこう。 - 「なぁ大人聞いてんか」校則に苦しむ中学生、ラップで行政動かした:朝日新聞デジタル
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