VR(仮想現実)上で、イベントを開催したり、打ち合わせをしたり、
といったサービスが登場し始めています。
例えば国内では2017年05月31日に正式オープンした「cluster.」
- cluster.
- 開発者は「家に3年ひきこもっていた」 仮想世界で人と集まる「cluster.」正式オープン 狙いは (1/3) – ITmedia NEWS
- セカンドライフはなぜ失敗したのか、そしてclusterはVRリビングルームで何を目指すのか? | TechCrunch Japan
もちろんインターネットを用いたコミュニケーション方法は様々に存在し、
わざわざVRで? と否定的な意見もあるかもしれません。
個人的には、現状、VR機器そのものがまだ身近に感じられるものではないので
その壁が少し高いのではないかと思っています。
(もっともっと小型で扱いやすくなってくれれば、と)
※「cluster.」はVR環境がなくても、PCで第三者視点にはなりますが利用可能なようです。
でもただ文字面で、もしくは音声だけでコミュニケーションをとるのに比べたら、
空間とアバターを用意したものは、感情の表現方法や、臨場感は違ったものになると思います。
今で言うLINEのようなコミュニケーションツールは10数年前からPCでは存在しています。
機能は違いますが、IRCやYahoo、Windowsメッセンジャー、Skypeなどですね。
そういったツールが存在しても、わざわざチャットをしに、ネットゲーム(MMORPG)にログインして会話をしていたのは個人的には良い思い出です。
今に思えばネットゲーム内では、そこに独特の空間(世界)があって、
自分の分身とも言える、見た目もカスタマイズできるアバターがあって、
もちろんチャットが出来て、そして感情表現を行うモーション(行動、動作)が可能という、
仮想的にコミュニケーションをとるには、なかなか適した環境であったと考えられます。
現在は技術も進み、VRがあります。
表現方法として主観で仮想空間を体験できるとネットゲームよりも臨場感は大きく違うでしょう。
そういった過去の積み重ねから、技術が、舞台(プラットフォーム)がかわっていくというのはおもしろい未来ですね。
もう少し進めば、MR(複合現実)を使った、よりおもしろいものが見えるかもしれません。